去年の今日は大きな地震がありました。

毎朝、農家さんと電話をし、お野菜を仕入れに行きます。その日は自分の家を出ると、コンビニや開いてるお店に行列ができていました。

電気も止まり水も出ないおうちもあり大行列ができていました。私にとっては、びっくり驚きな光景でした。こんな事は、誰も予想していません。しかし、これが現実です。

農家さんのところも電気が止まったり、水が出なかったり、同じ状況で大変な中、電話で『今日、斉藤さん野菜取りに来るしょ?』『はい、今向かってます!』『さすが.斉藤さんだ。多分どの家も電気ガス水道が大変な状態になっているから、食べやすい野菜を用意しておくね!』そうです、農家さんはそのような中トマト、ミニトマト、レタス、キャベツなどすぐ食べれる、生で食べれる野菜をお客さんのことを考え用意してくれました。

私は向かってはいたものの、今度出てきた問題が、ガソリンです!もうスタンドも大行列になっていました。私の車も予想してない出来事に、ガソリンもそこまで入れていなく、本当に限られた動きの中での1日になりました。

それでも農家さんは『道も大変でしょう。ゆっくり気をつけて来てね!』と普段通り声をかけてくれました。

そして農家さんのところに着くと、『お客さんによろしくね!』とそっと背中を押してくれました。農家さんだって大変なのに。

そして、私は道が混んでいる中、ガソリンを気にしながら、お店に戻りました。

案の定オープンには全然間に合わず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、それ以上にお客さんも大変なはず、もしお買い物に来てくれるお客さんがいるのであれば、そのお客さんのために、少しでも野菜を並べよう!その気持ちでいっぱいでした。

店に着くとなんと私も驚く光景がありました。いつも来ていただくお客さんがたくさん待っていてくれたのです。いつも見るニコニコ元気いっぱいな子供たち、一緒に来てくれてるパパやママ、近所の方々も待っていてくれました。お客さん方は自分たちのことはさておいて、『斉藤さん、大丈夫?』私の心配をしてくれていたのです。本当に優しい声をかけてくれました。『皆さんも大丈夫ですか?』そこには、みんなの笑顔がありました。そこで、少しみんなで立ち話をしながらいつもより少ない、積んできたお野菜を子供たちもみんなで運ぶのを手伝ってくれました。店の電気のスイッチを押すと半分わかってはいましたが、やっぱり電気がつきませんでした。そんな中、子供たちが『手伝う手伝う!』『並べる並べる!』とお野菜を並べてくれました!いつもより寂しいお野菜の数でしたが.そこでもお客さんがみんなで取り合う事なく、『必要な野菜はどれですか?』とお客さん同士で声を掛け合いながら.分け合っている光景を見て.本当に心温まる時間でした,

その後も新しいお客さんが来てくれました。 特に、若い世代のお客さんが多く来てくれました。そこで私も感じましたが本当に走ってお店に来てくれ『何か食べるものはないですか?』『すぐ食べれるものはないですか?』ミニトマトしかその時なく、『ミニトマトはありますよ!』と言うと。『ミニトマトがあるんですかお願いします。』とお買い物をしていくお客さんを見て.この地震は本当に大変なんだと実感しました。まだ地震が起きた時ははっきり言って実感ができていませんでした。しかし、そこに直面した現実、それ以上に辛い思いをしている方々がいる。一方そうゆう情報がラジオで聴くこともでき、ラジオの大切さも本当に感じました。

うまく話をまとめることはできませんが、この去年あった地震で、本当の人のあたたかさ支え、そして、もうこういうことが繰り返し起きて欲しくないそう思いました。この日を忘れることなくまだまだ復興に向け、私のできることを考え、取り組んでいきたいと思います。本当にあたたかいお客さん、あたたかい農家さん、いつも本当にありがとうございます。



                       くいしんぼうのやおや

                           太っちょ 店長